ベトナム

現在、ベトナムでは、ホーチミン市のキークワン寺で行われている障害児、身寄りのない子供等の施設(Thanh Loc Center)に対する支援、ホーチミン市学生支援センター(SAC)を通じた大学生への奨学金の給付、同市にある孤児院「マイアムバーチウ」の子供たちとの交流などを行っています。

1. キークワン寺の障害児等の施設「Thanh Loc Center」の概況

2010年3月現在の居住者数

センター1(キークワン寺境内)

少年 少女 合計
92名 42名 134名
0-5歳 6-15歳 合計
16名 37名 134名

目の不自由な子が多く、しかし、肢体不自由児等々、様々な障害を持った子がいます。中には、水頭症の子供など、極めて深刻な問題を抱えた子供もいます。

センター1外観(2009年3月)

センター2(河畔)

18歳から30歳の青年約60名。
18歳の成年に達しても、就職等が難しい人たちが、工芸品制作等の訓練を受けながらこちらで暮らしています。

センター 2外観(2009年3月)

2010年度は、センター1の紙おむつ、粉ミルク、洗剤など、センター2の教育費、食費などのために、合計6,400ドルを支援しました。

この事業は2011年度限りで終了の予定です。

2. 大学生への奨学金給付

外部の個人・団体による基金及びNVCの基金により、それぞれの学生に、年額1万円を4年間給付しています。

2010年度の人数は次のとおりでした。

皆川奨学金 6
河合・志田奨学金 8
稲宮奨学金 8
連合新潟奨学金 1
大学女性協会新潟市部奨学金 3
NVC奨学金 19
合計 45

3. 孤児院「マイアムバーチウ」の子供たちとの交流

新潟大学の学生が中心になって、2006年春以来交流しています。

4. その他

2009年11月、ベトナム中部台風被害緊急支援を行いました。

2009年9月末、ベトナム中部は、台風9号(Katsana。日本の番号では16号)により、大きな被害を受けました(国立情報学研究所の情報によれば、10月1日時点で確認されたベトナムの死者は92名。その後更に増えたようです。)。これに対し、NVCの協力者Linhさんを通じ、Choice HumanitarianとFund Aid For VNによる救援活動のために600ドルを送りました。



(写真提供: Linhさん)


2010年1月、リンさんから次のような報告が届きました。

2010年1月7日にフエ地区へ救援に行きました。その時の写真を送ります。
私たちはフエから約45キロの場所にあるLuoi地区のNham村に行きまし た。道中は道の状態が非常に悪く、アメリカから参加した若い人も含め殆どに人が車酔いをしました。しかし、遠い地区のため救助が行き届かない場所であり、 大変意味にある旅でした。洪水が起こり水が山の高い位置から流れ落ち、この地域の少数民族の人達の家々や地区の道、そして作物に被害を与えました。
彼ら被害者を救助する活動を支援してくださり、再度、私たちの感謝の意をNVCの皆様にお伝えください。本当にありがとうございます。
T.Linh